初体験

 さて、今回はユーロ高に頭を悩ませていたので貧乏さんらしく昼のメニューをチョイス。アラカルトなんて恐ろしい、3万円は軽く超えていきそうな値段になりそう。お昼がたしか80ユーロ。前菜とメインとチーズかもしくはデザートを選べる。

 さてアミューズ。これをみて嫌な予感がした。ああ日本ぽいやつ。ノリで巻いてあるやつは過剰にすっぱい。ベーニェは塩辛い。全体カライのです。
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 次にフォアグラのムースらしい。これがまた塩からい。もうワインと合うとかを超えていた。水を飲んで口直しである。
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 で、前菜が登場。私はリードヴォー。友人はウナギ。塩辛いが連続しているので、警戒しながらお皿を見る。香りがするんだけど・・・「塩辛そうなニオイ」がするよと友人に一言のべる。
塩辛いニオイがするほどに、的中な味。すごい塩がきつい。ソースがなおさらである。ソラマメのピューレとトマトコンフィとかも美しい色だけどすべてが塩辛いの5重奏だ。だってマメの味とかリードヴォーの味もわからないほどです。
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 友人に辛いんだけど食べてと味見をお願いした「うえええ~」と友人が返事。友人のウナギお味見させてもらった。まだ食べれる、もちろん塩はカライけどまだまし。だんだんと怒りに近いものが沸いてきた。まずサービスの態度がイヤだったんだけど、そういう時でも料理が美味しいから納得させられるものである。料理も辛いものばかり食べさせるなんて!そのうえメインも辛いものを出すつもりか!!!と内心はこれである。
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 半分ほど我慢して前菜を食べて・・・私のなかで「プチン」と線が切れてしまった。近くを通るサービスの人に合図して「これ塩辛過ぎると思いますけど」と一言つぶやいた。

 隣で一人で食べているアメリカ人のビジネスマンぽいオジサンがさっきから我々を心配そうに見ていた。まずそうな顔しながら食べている我々が気になっていたのであろう。

 サービスの人はとたんに、目が泳いだかなり焦った顔して「すぐに作り直させます!!」と
返事した。もう額に汗てな状態。そんなにあせるんなら普段からちゃんと人に接したらどうよ?と思った。

 さて、友人は食べ終わり、私のを再び待つ。気分爽快である。やっとすっきりして普通にお喋りしてまっていると、悪いこととは重なるってこのことである。友人のワインのグラスの中に
虫がプ~~ンと飛んできてポチャン!と落ちた・・・・あら~また言わないといけないでないか!もちろん笑顔で変えてくれるけど、もう我々のテーブルは伝票に危険!
ってマークされてるよねと笑いました。

 さて同じ料理がきた。「今回はかなり塩を減らしてあります」と持ってきた。変な話である。

 ニオイが違う。味もそれでもカラメだけど美味しい。だいいち星付レストランって、使っている材料が普通のレストランよりレベル高いんです。だから出汁じたいもちゃんと美味しく作っているから塩は少しだけでも味は完成するのに何で味がわからなくなるまで塩加えるのかな?フランス人は塩辛いほうが好きだっていうことも知ってるけどそれを超えていた。

 今回の場合はソラマメの味がすごく美味しいしリードヴォーだってソースだって美味しい!ちゃんと美味しいもの作っているのにねえ、もったいない!おもわず「この人達は私たちに謝るより子牛にあやまるべきよね」と友人に言った。美味しいものを提供してくれてることを忘れてるもん。

 そしてシェフがオススメらしい(メニュー以外のやつです)乳のみ子羊です。子羊は美味しい。
やっぱりこういうのって星付レストランならではかな~と思い食べた。ソースは塩が強いけどそれなりに美味しかった。
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 生まれてこのかた、どんなお店でも料理に文句つけて返したことはなかった。まさに初体験である。普通に美味しく食べたいだけなのにねえ、複雑である。
 
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by cerisier39 | 2006-04-09 14:49 | paris
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